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修学旅行 [些細なこと]

 昨日関西方面へ出発するはずだった修学旅行。県内の10校はその所管によって明暗が分かれた。
 相模原市や横須賀市などの5校は市教委が中止を決定。当日の朝、集合場所で生徒たちに伝えられた。
 これに対して横浜市の5校は、急遽宿舎を変更して出発。集合場所で出発の決定を実施を告げられた生徒からは「歓声が上がった」(同市教委)という。
 県教委は関西方面への修学旅行を自粛するよう通知しており「各校長に判断を委ねず、明確な指示を出していただきたい」としている。(神奈川新聞5月23日朝刊より抜粋)

 相模原市、横須賀市は政令市ではないので、基本的に県教委の指示に従う立場だが、横浜市、川崎市は政令市なので、県教委と同等の権限が与えられており、県教委からは独立している。県教委のコメントは横浜市教委への苦言といってもいいだろう。
 修学旅行を中止した際に発声するキャンセル料などの対応は、国レベルでの判断であれば支払わなくていいことになっているらしい。あるいは出発地、宿泊地が都道府県レベルで休校になった場合も同様である。
 ところが現段階では京都市の一部で休校措置が取られているだけなので、ここで中止にするとキャンセル料が発生する。それを保護者が払うのか、市が払うのか。保護者としたときに、損害賠償請求を求められるのは中止を決定した責任者だ。市教委で決定したとなると市が訴えられるが、校長判断となれば責任者は校長になる。
 そもそも市教委から「歓声が上がった」なんていうコメントが出ること自体もどうかと思う。これでいった生徒が感染して帰ってきたらどうなるのか。「行くと決めた校長の責任」とコメントが出されるのは火を見るよりも明らかだ。
 中止にしたのが過剰反応なのか、決行したのが徒となるか。一週間後にはその結果が出る。
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